社長あいさつ
- 代表取締役社長
ティエフケーは、1959年12月9 日の創業以来、国内初の機内食会社として、日本の機内食ケータリング業界のリーディングカンパニーとして航空業界発展の一翼を担ってまいりました。私たちは、すべてのお客様にご満足いただけるよう常に食の安全を基盤として、最高の品質とサービスの提供をモットーに、多様化するニーズに応えるべく豊富な経験と知識を活かし、高い信頼と評価をいただいております。
現在、成田空港及び羽田空港において日本航空様をはじめ国内外50社の航空会社への機内食の提供、航空会社ラウンジ業務の受託、また機内食で培った食のノウハウをベースにホテル・レストランの経営等のビジネスを展開しております。
私たちは、企業運営の大前提である「食品の安全衛生」を確実に実行していくため、国際的衛生基準であるコーデックスHACCPへの適合を継続してまいりました。成田本社工場・羽田工場の品質管理体制の強化に留まらず、子会社に於ける品質マネジメントシステムにも取り組みを広げ、国内グループ全体としての品質レベル向上を図っています。
2010年12月、私たちはシンガポール上場企業SATS Ltd.のグループ企業となりました。同SATS社はアジアを軸に域内47空港で航空関連事業をはじめとして、多種多様な事業を手掛けるグループ会社から構成される企業です。シンガポール証券取引所の上位30社によるストレーツタイムス指数(SIT)の一社としても名を連ねています。同社からは取締役として事業運営にも積極的な参画をして頂いておりますが、単なる知見交換に留まらず、人・技術・運営に於ける交流を促進し、グループとしてのシナジー(Connectivity and Scale)を発揮できるよう努力してまいります。
また、ティエフケーケータリング事業の拠点である成田・羽田両空港の発着枠は、今後拡大することが決定し更なる発展局面を迎えます。創立60年を超えようとする歴史にSATSグループとしての未来を積み上げ、「お客様のファーストチョイスとなる企業」として、新たな成長を推進してまいります。